ホルベイン画材 OILO361500mlサフラワーオイル
油絵具用画用液とは
油絵を描くとき油絵具のさまざまな持ち味をひきだしたり、補助的役割を果たしたりするものなど各種の画用液があります。溶き油、ドライヤー、ワニス、クリーナーなどです。また、石油臭をおさえたホルベインオドレス画用液シリーズがあります。
溶き油
油絵具の練り調子をやわらかくし、色をひろげやすくするための画用液です。
乾性油
油絵具の固着成分。酸素と反応することで固化する。絵具に添加すると固着力が増し、丈夫な作品をつくる。
ベニバナの種子より搾油、精製したもの。乾燥はポピーオイルと同程度で、塗膜の強靱さはリンシードオイルに劣るが黄変はしにくい。食用にされる遅乾性のもの(ハイオレイック)と違い、画用に適した性質(ハイリノール)の「紅花油」である。
●主用途:油絵具の製造(固着成分)、流動性の付与、透明度・ 光沢の付与
ホルベイン画材 OILO361500mlサフラワーオイルの特徴
油絵具用画用液
●外観:黄色透明液体
●成分:精製ベニバナ油
●酸価:0.12以下
●引火点:318℃
シリーズB
※備考
外観…データ中の「外観」はあくまで目安です。
酸価…一般には油の精製度を表わす数字で小さい程、純粋であるとされます。サンシックンド油やボイル油などは酸素を吸収したため酸価が高くなりますが、これは精製の悪さではありません。
引火点…可燃性液体より気化したガスが小火焔にて発火する最低温度。消防法では6種に分類されますが油彩画用には植物油、アルコール類、第1、第2石油類などが含まれます。
アトリエにあまり引火点の低い画用液を多量に保管することはさけた方がよいでしょう。