●井熊亮プロデュース、マイワシパターン絶対攻略用ミノー。

●毎年、秋になると阪神間ではマイワシが接岸しシーバス・青物の活性が上がり賑わいを見せている。

●私(井熊亮)もマイワシパターンの時期には通い詰め、ジャクソンのルアーに限らず様々なルアーをテストしてきた。

●そして、最後に辿り着いた結論が、

●往年の名選手「アスリート14SS。

●シルエット、動き、飛距離は申し分無く、

●安定して釣果を叩き出し、更にはランカーシーバス、鰤との出会いを幾度となく導いてくれた「アスリート14SS」の性能は計り知れない。

●アスリートが、

●完成された最強ミノーであることは誰もが知るところなのだが、

●ことマイワシパターンという状況下においては、一つだけ難点があった。

●それは、潜行深度。

●潜行深度を確保する為には、

●リトリーブスピードの調整とロッドワークを小刻みに行わなければならず、

●技術が必要とされた。

●玄人は、自分のウデで釣ったという満足感を得られるのだが、

●それでは、「最強」ミノーと呼ばれるアスリートを「最強」たらしめるには不足がある。

●そこで、誰もが巻くだけで同じレンジに到達し、

●レンジキープを容易に出来るルアーを作らなければならないという想いで、

●敢えてアスリートというレジェンドに手を加える決意をした。

●開発段階で重視したことは、以下の3項目。

●(1)潜行深度を確保するために、リップ形状は水流を掴む為にスプーン型へ。

●(2)大型ベイト接岸時に、その群れの中で捕食対象として一際目立たせる必要がある。

ボディ寸法は、丸みを付け体積を増やし波動を強めた。

●(3)また、移動ウェイト個数をタングステン4個(6mm~7mm)からタングステン2個(8mm)へ変更することにより、ベイトをリアルに演出するタイトなウォブロールアクションとした。

●カラー選定も全て過去のアスリートを一新し

●ゼロベースで再考を行った。

当然、名選手「アスリート」の改良は私1人の手に負えるわけもなく、

●マイワシパターンや大型ベイトパターンに精通される方々にも協力を仰いだ。

皆様テストを心よく引き受けてくださったのだが、

●そこには、アングラーとして「アスリート」に対するリスペクトと、

●このルアーを再構築する難解な楽しさがあった。

こうして苦難の末、「Newアスリート13MDS」が完成したのである。

・・・アスリートの名に恥じない釣果を保証します。

●Size:130mm

●Weight:29g

●Type:Sinking

●Hook:ST-46#4