特長

●特殊顔料と中空ビーズの相乗効果により太陽光照射時の赤外線を反射し、同じ色の従来の塗料に比べて陸屋根やベランダの表面温度上昇を抑えます。

●従来塗料に比べ、高い遮熱効果により塗膜の熱による劣化を防ぎます。

●コンクリート陸屋根やベランダの簡易防水効果もある厚膜に仕上がります。

●HALS(紫外線劣化防止剤)配合により、耐候性が優れています。

●ローラーバケで簡単にきれいに塗れます。

●砂骨入りですべりにくい。

●屋上表面温度に最大13~9℃の差が出る(当社従来塗料比)

温度差は色によって異なります。

温度差は室内の温度減少を示すものではありません。

●シート防水面(防水材)への密着性に優れ、塩ビシート、アスファルト系防水面には直接塗装出来ます。

●酸性雨・酸性雪・塩害に強い塗料です。

用途

適した場所:屋外用

●陸屋根やベランダの簡易防水・防塵(コンクリート・モルタル)。

●各種防水面(塩化ビニールシート、アスファルトシングル、加硫ゴムシート(EPDM)、ウレタン塗膜防水)。

注意事項

FRP防水面には塗装できません。

絶えず水がかかったり水につかるところや、いつも湿っているところには適しません。

標準塗り回数:2回塗り

塗り面積: 3L 4~5m2 (タタミ2~3枚分)、5L 6~8m2 (タタミ4~5枚分)、10L 13~17m2 (タタミ8~10枚分)

乾燥時間:夏期/1~3時間 冬期/3~5時間

●塗り重ね時間の目安:夏期/2時間以上 冬期/6時間以上

光沢:ツヤ消し

塗膜の仕上がり:不透明(下地を隠す)

【下地処理の注意】

●つるつるした面は、サンドペーパーで表面を荒らしてから塗って下さい。

●ヒビ割れ・穴・ヘコミ・カケなどは、あらかじめセメントやコーキング材などで補修しておきます。

●コンクリートやモルタル面の劣化が著しく、手で触れて、手に粉がついたり、ボロボロと取れるような場合には、きれいに除去してからアサヒペン油性シーラーをご使用下さい。

●新しいコンクリートやモルタル面に塗る場合は、施工後1ヶ月以上経ってから行い、必ずアサヒペン油性シーラーを下塗りして下さい。

【取扱い上の注意】

●雨の降りそうな日や湿度の高い日は避け、天気の良い日に、風通しをよくして塗ってください。

塗装後1日(夏期)~3日(冬期)以内に結露したり雨がかかったりすると、ふくれ・ハガレや塗膜が溶解する場合があります。

●塗るときおよび塗った塗料が乾くまでの間も、5℃以下にならないような時間に塗って下さい。

●気温が高い時(特に夏期)に塗装する場合、塗料の表面が早く乾いてしまうので、何度も返し塗り(ハケ返し、ローラー返し)をせずに、すばやく塗って下さい。

また、容器内の塗料の皮バリを防止するため、フタを開けたまま放置しないで下さい。

●降雨や水洗いの後には、2日以上、下地を充分に乾燥させないと、水分の影響で乾燥が遅れたり、塗膜にふくれを生じることがあります。

●あらかじめ目立たない部分で試し塗りをして、色・乾燥性・下地への影響・密着性などを確かめてから塗装して下さい。

シリコン系・フッ素系・その他特殊防水処理をした面や、強化コンクリート・コーキング材・シーリング材、ウレタン塗膜防水面の一部のものには、塗料が密着しないことがあります。

●標準塗り面積を守って塗装して下さい。

(1回塗り0.3~0.4L/m2使用します)うすめすぎたり、薄く塗りすぎるとうまく仕上がらない場合や、遮熱効果が発揮できない場合があります。

又、厚く塗りすぎるとふくれ・ハガレが生じる場合があります。

●塗装後に重いものを置く場合は、7日以上経ってから置くようにして下さい。

●本品は簡易防水塗料ですので、充分な防水効果が得られない場合があります。

●外壁などにひび割れやすき間があると、本品を陸屋根などに塗装しても、雨水がしみこみ塗膜がふくれたり、雨漏りが止まらない場合がありますので、外壁などの点検補修を行って下さい。