ADVANTEC（アドバンテック） ガラス濾紙 GS-25 300X300mm 36483300 10枚

【特長】
●極微細な硼珪酸塩ガラス繊維のみから作られたものと、さらに有機バインダー処理により、強度を高め、取り扱いやすくしたものの2種類があります。
2種類とも、セルロース濾紙に比べ、次の特長を持っています。
●濾過速度が速く、沈殿物保持性に優れているため、短時間に高効率の濾過が可能です。
●最高使用温度が高く、有機バインダーを含まないものは、500℃までの高温に耐えることができます。
●有機バインダーを含まないものは、強酸、強アルカリ以外の薬品に対して、優れた耐性を発揮します。
●吸湿性が小さく、乾燥により恒量になりやすく、寸法安定性にも優れています。
●有機バインダー(アクリル樹脂)処理を施した製品です。
●バインダー処理のない製品に比べ、高い強度を持ち、離脱繊維を抑えているため、液体濾過に用いられます。
● 約1μm の孔径を持ち、JIS K 0101(工業用水試験方法)、JIS K 0102(工場排水試験方法)記載の水中の懸濁物質(SS)の測定用として、広く用いられています。
●β線式大気粉塵連続測定装置のテープサンプラーとして、用いられま
【仕様】
●厚さ(mm):0.21
●濾水時間(s)(※1):15
●保持粒子径(μm)(※2):0.6
●圧力損失(kPa)(※3):0.32
●捕集効率(0.3μmPAO％)(※4):99.9
●バインダー:あり
●最高使用温度(℃)(※5):120
●単位あたりの重さ:70(g/m2)
【注意事項】
●ガラス濾紙は、メンブレンフィルターと重ねてセットしたままでのオートクレーブ滅菌、インラインスチーム滅菌はおすすめしません。
●ガラス濾紙に使用している硼珪酸塩ガラス繊維は、化学的、物理的に安定していますが、水溶液の濾過などに使用した場合、徐々に成分であるアルカリ物質(Na、K、Caなど)の溶出が起ります。
その進行は、条件により異なります。
●ガラス濾紙GS-25は、製法や原料に由来する製品の特性上、濾過の前後で僅かな質量差を生じます。
このため、微量の懸濁物質の測定を行う場合は、前洗浄を行いブランク値の測定を行ってください。
●ガラス濾紙を折って使用すると、濾紙からの離脱繊維が増加します。
このため、ガラス濾紙は、折らずにご使用ください。
●ガラス濾紙は紙質が柔らかく、先端が尖ったピンセットで取り扱うと濾紙が傷つくおそれがあります。
メンブレンフィルター用のピンセットなどの先端が平らなピンセットでお取り扱いください。
●ブフナー漏斗を使用して濾過する場合、漏斗の穴径や濾過の圧力によっては、フィルターに穴が開くおそれがあります。
そのような場合は、メッシュシートなどのサポートを敷いた上にフィルターをセットしてください。
●ガラス濾紙は、製法や原料に由来する製品の特性上、微量分析の結果に影響を与えるおそれがあります。
このため、濾液や捕捉物の微量分析を行う場合は、ブランク値の測定を行ってください。
●pH変化を嫌う場合は、アルカリ物質(Na、K、Caなど)の溶出にご留意ください。
●※1 濾水時間/9.6cm2の濾紙面積において、1,000mL、20℃の無粒子水を差圧39kPaで濾過する時間。
●※2 保持粒子径/JIS Z 8901で規定された7種粉体分散水を自然濾過した時、90％以上を保持できる粒子径。
●※3 圧力損失/通気速度5cm/sのときの値。
●※4 捕集効率/0.3μmポリアルファオレフィン粒子を分散した大気を5cm/sの通気速度で濾過したときの捕集効率。
●※5 最高使用温度は、圧力、時間などの条件により異なりますので、目安としてください。

特徴

仕様