CKD ショックキラー 幅×奥行×高さ:86×19×21.9mm NCK-00-2.6
●中、低速で推力をともなうワークの停止に最適な衝撃緩和装置です
●構造に困難とされていたスリットオリフィス方式を採用し、低速域における高い吸収能力、リニアなソフト停止等を実現しました。
●しかも、コンパクト・ スリム設計ですから省スペースでFAシステム構築に機能します。
●シリンダ等の推力エネルギーの吸収に威力を発揮します。
●停止も極めてソフトタッチです。
●低速に対しても特に優れ、滑らかな衝撃吸収が可能です。
●コンパクト・ スリム設計ながら、吸収エネルギーが大。
●スペース効率の高い商品です。
●取り付けがシンプル。
●リニアなソフト停止。
●吸収エネルギーで8タイプを用意。用途に合わせて選びます。
●材質
●鋼(ロッド・ バルブ・ 六角ナット・ バルブストッパ・ ダンバーケース)
●、特殊ニトリルゴム(オイルシール)、鋳鉄(ピストン)、銅合金(ロッドガイド)、ニトリルゴム(エアーチャンバ)、ばね用鋼(E型止め輪)
●ピアノ線(スプリング)、ポリエステルフィルム(ラベル)、合金鋼(ボール)
●RoHS
【用途】
●作動説明
●1.衝突時
●ワークがピストンロッドに衝突する際、同時にピストンが押し込まれチューブ内のオイルを加圧します。
●加圧されたオイルは独自のスリットオリフィスの溝を通過し、エアチャンバのある油室の方へ流れ込みます。
●ピストンはシリンダの推力やワークの自重等でさらに押し込まれますが、ピストンの移動とともにスリットオリフィスの面積も徐々に小さくなるので、さらに高い抗力を発生します。
●この一連の動作が連続的に行なわれ、ワークを滑らかに停止します。
●2.復帰時
●ワークより開放された時、ピストンは内蔵スプリングにより復帰しようとします。
●その時ピストンはシール面側からバルブストッパ側へ移動するため、ピストン切欠き部によりオイルの戻り流路が開かれます。
●オイルはこの流路とスリットオリフィスを通過し、ワーク衝突前の状態まで復帰。
●この状態で次のワーク衝突に対し待機することになります。
●構造説明
●1.スリットオリフィスはピストンの移動とともにオリフィス面積が滑らかに変化する(小さくなる)構造です。
●この構造は油圧式ダンパとしては理想的な"止まり"を実現するものとして知られていませんでしたが
●製造が困難なため他社の製品には今まで採用されていませんでした
●あえてこの難問にチャレンジしリニアな停止性能か確立しました。
●ピストンの移動とともにオリフィス面積が変化する構造としては、2重チューブを用いたものが一般的です。
●内パイプに複数の小さなオリフィス孔を設け、ピストンの動きにともないオリフィス孔を閉じていきます。
●この構造では孔位置精度に性能が大きく左右されるため滑らかさに欠けた特性となります。
【注意・ 使用条件】
●※画像はNCK-00-7です。
CKD ショックキラー 幅×奥行×高さ:86×19×21.9mm NCK-00-2.6の特徴
●形式・ 分類:アジャスタなし、スプリング復帰形
●最大吸収エネルギー:26J
●ストローク:15mm
●時間当りの最大吸収エネルギー:39.0kJ/時
●最大衝突速度:2.0m/s
●最大繰返し頻度:25回/min
●周囲温度:-10~80度
●最大荷重(抗力):4080N
●架台必要強度:12300N
●リターン時間:0.3S以下
●リターンスプリング力:5.9N(伸長時)、11.8N(圧縮時)
●重量:0.07kg
CKD ショックキラー 幅×奥行×高さ:86×19×21.9mm NCK-00-2.6の仕様
サイズ | 幅×奥行×高さ:86×19×21.9mm |