特徴

●鉄を斬る刃、支点から刃までの距離がとても短く、西洋工具のニッパーと比べると

●楽に針金や釘を切断します。

●喰切製造秘話

●喰切の歴史はとても古く、元は焼けた鉄を掴む為の握り鋏から変化した工具らしいです

●ですので、日本の「和工具」の1つです

●喰切が関西方面から流入して三条でも製造が盛んになり

●一時期は十数軒も喰切鍛冶がいました。

●しかし西洋工具の普及で販路が狭くなり、製造していた鍛冶は灯が消えるようにいなくなりました

●今では昔ながらの火造りで作っている鍛冶は2・3軒くらいです。

(跡取りの関係で風前の灯火です)

●残念ながら我が社の喰切は昔ながらの火造り鍛造は平成24年に8寸喰切の製造を最後に

●全サイズが熱間金型鍛造に切り替わりました。

●しかし火造り鍛造と熱間金型鍛造の鍛造における差は殆ど有りませんが

●手作りの火造り鍛造の利点は、細い材料を使えて、材料に無駄が出ない事です

●しかし当社はコストが掛かりますが、金型鍛造で打ち込んだ物が

●手作りと違い均一に形を作れますし大量生産向きなので熱間金型鍛造に切り替えました

●不思議ですが、国内での出荷数に、海外出荷数が追いつき追い越しそうになっています。

●西洋工具に駆逐されてきた和工具が認められてきたのかもしれません。

●熱間鍛造法で作り上げました!

●熱間鍛造とは?

●鋼を赤熱させて熱い内に叩き、形を成形させる事です。

●古来、日本刀も熱間鍛造で作られています、鉄を鋼に変え、更に強靱な強さを持たせる方法です

●切るでは無く、斬る為だけに特化した古来よりある和工具・古澤の喰切です。

●古澤の喰切製造の中で歴代ナンバーワンの強靱堅牢の作りを誇ります。

●◎釘や針金を切断する為の専用工具です。

古来より有る作業工具ですが、今でも必要とされていて

●当社も、長い年月に渡り改良を加え製造しております。

●◎材料は愛知製鋼の優れた国産鋼、炭素鋼S55Cを使用

●◎熱間金型鍛造による一体成形(一部分、火作り鍛造製法)

●◎表面処理は、黒染め処理により独特な風合い色となっています。

●愛知製鋼の優れた国産鋼、炭素鋼S55Cを使用

●コンセプトは「伝統」

●全長(mm):180

●重量(g):255

●刃幅(mm):20

●切断能力(mm):2.5

仕様

入数 1点
180mm