ホルベイン画材 優彩PG941130g胡粉(白鷺)
ホルベイン日本画用岩絵具優彩。優彩とは日本の伝統的な慣用粒子に分級した「水晶末」に、耐光性のある顔料をコーティングした岩絵具です。濃口9番、11番、13番、淡口11番の4種あります。
優彩の特徴
1.一定した色調
厳重な品質管理のもとで生産していますので色調は常に安定、色ぶれがほとんどありません。
2.優れた耐光性
顔料を厳選していますので、どの色も耐光性のあるものばかりです。。
3.自由に混色できます
どの色も同じ重さですから、混色しても色の分離はありません。
4.にかわ以外でも使えます
酸にもアルカリにも強いので油絵具やアクリル絵具のメディウムを混ぜることができます。
5.きらつき(キラ)ができません
ガラス質絵具にある独得の光「キラ」がでませんので落ち着いた発色が得られます。
6.「あく」がでにくい
極微粒子の混入がないので「あく」のうきによる画面の汚れがありません。
7.粒子の小さい13番でも色の濃度があり表現が豊かになります。
蛤胡粉は蛤から得られたもので、屈折率が高く白色度に優れています。
1.白色度が高い
従来の蠣胡粉は明度が高くても95以下でしたが、蛤胡粉では96.9~95.3と高く非常に白いです。
2.蛤胡粉の3分の2程度のにかわ液でちょうど良い団子になります
蛤胡粉と同じ量を加えると柔らかくなりすぎます。
3.光沢は本来の日本画の光沢です
4.耐久性が向上します
有機成分は蛤胡粉の半分以下にしてあり制作後の黄ばみが少なくなっています。
5.空摺り不要です
従来の蛤胡粉と比べて粒子が細かく、均一なので空摺りする必要がありません。