特徴
●ホルモン型、吸収移行型の除草剤で、雑草の茎葉や根から吸収され、体内を移行して生理的な障害を与えて枯死させます。
●【用途】:水稲等の除草剤。
●土壌中の移動性は比較的大きく、効力の持続期間は約20日間です。
●センチピードグラスに対しても安全性が高く、養生中の雑草管理にも使えます。
●本剤の作用は選択性が明瞭であり、広葉雑草には効果が高く、イネ科雑草に効果がありません。
●高温時ほど(25℃以上)、効果が高くなります。
●内容量:100g
●商品サイズ(約):幅40×高さ98×奥行き40mm
●商品重量(約):120g
●有効成分:2,4-PA ジメチルアミン塩
●性状:茶褐色液体
●農林水産省登録番号:第7698号
●有効年限:5年
●毒性区分:普通物
●成分:水分等・2,4-PA ジメチルアミン塩
●立毛中の広葉作物(桑、茶、果樹などを含む)に本剤がかかると薬害を生じるおそれがあるので、散布の際はこれらの作物(特に畦畔大豆のある場合)に飛散しないように注意してください。
散布直後に降雨があると効果が低くなるため、降雨前の散布はさけ、なるべく好天の日中を選んで散布してください。
散布に用いた器具類は使用後できるだけ早く水で十分洗っておき、他の用途に使用する場合に薬害の原因とならないよう注意してください。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
●水稲の水田雑草防除に使用する場合、散布時期は、水稲の有効分けつ終止期より幼穂形成始期までの間ですので、水稲の生育初期に発生する雑草を抑制することはできません。
したがって、本剤使用に先立って初期発生雑草を抑制する除草剤を散布するか、または中耕除草を行ってください。
マツバイ、ミズガヤツリ、ヒルムシロ、クログワイなど多年生雑草は本剤の水稲生育中の処理では完全に枯殺することができませんので、機械または手取り除草を組み合わせるか、他の除草方法を行ってください。
マツバイは稲刈取後処理で、効果的に防除できます。
●散布に当たっては、散布1~2日前に落水しておき、使用量を少量の水でよく溶かしてから70~100L(10アール当り)の水でうすめ、よくかきまぜてから散布機で雑草全面に散布してください。
特にアブノメ、カヤツリグサ、マツバイなどの細葉の雑草は薬剤が付着しにくいので、所定量の範囲で散布量をやや多くし、十分雑草にかかるようにていねいに散布してください。
散布後2~3日間は落水のままにして、灌水しないでください。
また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●本剤散布に当たっては、なるべく株間に均一に散布し、稲体の上から散布しないように注意してください。
有効分けつが幼穂形成期までに確保できる場合は、有効分けつ終止期から幼穂形成期前までに使用してください。
有効分けつが幼穂形成期までに確保できない場合は、幼穂形成始期に使用してください。
本剤は、極端な高温や低温の条件では薬害を生じるおそれがあるので、そのような条件下においては所定量の範囲内で低めの薬量で使用してください。
●水稲刈取跡地におけるマツバイ防除に使用する場合、除草効果は高温晴天時ほど高いので、日中の気温が20℃以上の天気の良い日を選んで散布してください。
稲刈取直後のマツバイの生育の旺盛な時期に処理すると除草効果が高いので、稲刈取後できるだけ早く散布してください。
雑草の多いときや、まき遅れた場合は、所定量の範囲内で使用量を多くしてください。
水田畦畔雑草防除に使用する場合、のり面に使用しないでください。
また、水田への飛散、流入により薬害を生じる場合があるので注意してください。
●芝に使用する場合、本剤の所要量を所定量の水に希釈して、噴霧機などで雑草の茎葉に十分散布してください。
日本国芝は萌芽期の抵抗力があまり強くないので、完全に生え揃った後に散布してください。
なお、枯殺力は高温になるほど強くなるので、7月頃では散布前に芝刈りを行って、雑草の生育を抑えた後に散布するとさらに効果的です。
芝生の中や付近の草花や花木などに薬液がかからないよう、その付近での散布はさけてください。
散布後、芝生が若干黄変することがありますが、1~2週間後には回復します。
農薬販売業務開始届済 (受理番号:8752)
仕様
入数 | 1個 |