特徴
●2つの有効成分の働きにより、糸状菌および細菌による多くの病害に対して優れた効果を発揮します。
●塩基性塩化銅とガスガマイシンの混合剤で安定した効果が期待できます。
●効果の持続性、耐雨性に優れ、効果が安定しています。
● 懸垂性がよく、付着性の高い製剤です。
●人畜毒性、魚毒性が低く、安心して使用できます。
●野菜、果樹のかいよう病、黒星病、せん孔細菌病、灰斑病、がんしゅ病、花腐細菌病、かさ枯病、斑点細菌病、うどんこ病、葉かび病などに。
●【用途】:野菜、果樹などの糸状菌、細菌性病害に。
●容量:100g
●サイズ(mm):D148×H203×D21
●重量(g):112
●剤型:水和剤
●【成分】:カスガマイシン一塩酸塩、塩基性塩化銅、界面活性剤、鉱物質微粉 等
●【農林水産省登録番号】:第15744号
●毒劇区分:普通物
●有効年限:5年
●原産国:日本
●使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。
●散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
●石灰硫黄合剤などアルカリ性薬剤、チオファネートメチル剤との混用はさけてください。
●本剤は無機の銅を含むため、うり類、レタス、非結球レタス、だいこんに対して薬害を生ずるおそれがあるので、下記の事項に十分注意する。
1.幼苗期又は生育の初期は特に生じやすいので、中期以降の散布にする。
2.高温時の散布は症状が激しくなることがあるのでさけます。
3.連続散布すると葉の周辺が黄化したりすることがあるので過度の連用をさけます。
4.炭酸カルシウム剤の所定量の添加は、薬害軽減に有効であるが、収穫間際では収穫物に汚れが生じるので留意します。
●てんさいに使用する場合、薬害を生ずるおそれがあるので所定の希釈倍数を厳守してください。
特に高温時には薬害を生じやすいので朝夕の涼しい時に所定範囲の低濃度で使用してください。
●ばらに使用する場合は、葉に散布液の汚れが残ることがあるので注意してください。
●かんきつに使用する場合は薬害(スタメラノーズ)の発生を防止するために、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
特に果実の着生期の使用では厳守してください。
●ピーマンのうどんこ病防除に使用する場合、発病後の散布は効果が劣るので、初発生をみたら直ちに散布してください。
●核果類(ももを除く)、れんこん、白菜等には薬害を生ずるおそれがあるのでかからないように注意して散布してください。
●キャベツに使用する場合は、品種、作型により薬害を生ずるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
●いんげんまめ及びあずきに使用する場合、高温時の散布は薬害を生ずるおそれがあるのでさけてください。
●本剤を発芽後のキウイフルーツに使用する場合、葉に軽い薬害を生じることがあるが、実用上の問題はない。
但し使用時期が遅くなると葉や果梗に実害が生ずるので使用時期を厳守する。
●びわに使用する場合、果実に薬害が生じるおそれがあるので、幼果期(果実の横径約1cm)以降の散布はさける。
●ももに使用する場合は、開花前までに使用する。
開花期以降は銅による薬害が生じることがあるので散布しない。
●ブロッコリーに使用する場合、生育抑制や葉縁の黄白化等の薬害を生じるおそれがあるので、所定の希釈倍数を厳守してください。
●にんにくに使用する場合、葉に薬害を生ずることがあるので、高温時(6月以降)の多数回散布は避けてください。
●てんさいに対して希釈倍数200倍(使用液量25L/10a)で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
●適用作物郡に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。
なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
●【安全使用上の注意】:誤飲などのないよう注意する。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせる。
/本剤は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調整時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないように注意する。
眼に入った場合は直ちに十分に水洗いし、眼科医の手当てを受ける。
/漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収する。
/移送取扱いは、ていねいに行う。
●【魚毒性 等】:河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する(魚類、甲殻類、藻類)。
/散布後は水管理に注意する。
/散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。
/空袋は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
●【保管方法】:密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所で保管する。
●【火災時の措置】
農薬販売業務開始届済 (受理番号:8752)
仕様
入数 | 1個 |