スイッチサイエンス SPRESENSE用Contaベースボード(ESP-WROOM-02搭載) SSCI-039291 1個
●ソニー製のマイコンボードSPRESENSE に、センサなどを乗せたConta規格の小型基板(Conta モジュール)を接続するためのベースボードです。最大四つのモジュールを同時に接続することができます。ベースボードには Wi-Fi モジュール ESP-WROOM-02(シリアル接続)を搭載しているので、SPRESENSEで無線LANを使用することができます。
●Contaモジュールとベースボードは、I2C、SPI、アナログ入力/デジタル入出力(汎用IO)による接続が可能で、複数のモジュール、複数のインターフェースが共存できます。
●SPRESENSEの1.8V信号とベースボードの3.3V信号間にはレベルシフタが入っているので、SPRESENSEに手軽に機能を追加できます。
●SPRESENSE とベースボードを組み合わせた場合、Arduino IDEによる開発でも全機能にアクセスすることができます。※Conta 規格とは、breakout 基板の外形/コネクタ/信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。
●【セット内容】
●Contaベースボード基板 ×1
●ナイロンスペーサー(M2×11mm) ×8
●ナイロンネジ(M2×5mm) ×8
● ※本製品には、SPRESENSEは付属していません。
●仕様・Contaモジュールコネクタ ×4
●       M1~M4のU字のコネクタ1組で1モジュール分です。
●       Contaモジュールコネクタの5Vピンは未結線です。・各I/Oピンはプルアップされています(抵抗:1kΩ)。
●SPRESENSEの各信号は、レベルシフタにより3.3Vに変更済みです。
●Wi-Fi モジュール ESP-WROOM-02を搭載
●       SPRESENSE とはシリアル接続になります。
●ベースボードの全ての部品は実装済みです。
●【使い方】本システムのプログラムは Arduino IDE で開発できます。(SPRESENSE の Arduino IDEでの開発)M1からM4のContaモジュールコネクタには様々なモジュールを同時に接続できます。各モジュールには2つの固定用ネジ穴が用意されていて、対応するベースボード側の取付け穴に固定できます。Conta モジュールコネクタは 3グループのコネクタで成り立っています。コネクタ1 → I2Cコネクタコネクタ2 → SPIコネクタコネクタ3 → 汎用コネクタ
●I2Cコネクタ、SPIコネクタ、拡張コネクタはそれぞれ独立しているので共存できます。3.3Vのモジュールのみ接続できます。5.0Vピンはオープンになっています。M1からM4のI2Cコネクタについて基板全体で同一のI2Cバスに接続されているので、M1~M4のコネクタは全て等価です。I2C接続のモジュールを、最大4個まで同時に接続できます。(I2Cアドレスがすべて違う場合)I2CバスはSPRESENSEの2C0_SCL/I2C0_SDA(Arduino IDEのD20、D21)と接続されています。各モジュールのIO4ピンは、SPRESENSEの PWM0~3ピン(Arduino IDEのD6、D5、D9、D3)に接続されています。各モジュールのIO4ピンは1kΩの抵抗でプルアップされています。M1からM4のSPIコネクタについてSPI接続のモジュールは M1~M4のどこにでも接続できます。SPIコネクタはA/Bの2つのグループに分かれていて、それぞれモジュールを1個ずつ接続することができます。このため、ベースボード全体で使えるSPI接続のモジュールは、最大2個です。Aグループ:M1/M3がAグループで、SS信号を共有しています。SSA信号はSPRESENSEの SPI2_MISO(Arduino IDEのD8)に接続されています。Bグループ:M2/M4がBグループで、SS信号を共有しています。SSB信号は、SPRESENSEの SPI3_CS1(Arduino IDEのD7)に接続されています。そのため、グループが異なるM1とM2や、M3とM4などは同時に接続できますが、M1とM3は同じグループ内なので同時には使えません。M1からM4の汎用コネクタについて汎用コネクタのIO1はアナログ入力専用です。IO1のアナログ入力のみを利用するモジュールなら、最大4個まで同時に接続可能です。各モジュールのIO1ピンは、SPRESENSEのSEN_AIN2~SEN_AIN5(Arduino IDEのA0、A1、A2、A3)に接続されています。IO1の信号は、抵抗で分圧されたのちに直接SPRESENSEに接続されています。汎用コネクタのIO2/IO3はバスになっているので、基板全体で1つのみ接続が可能です。M1~M4のIO2は共通の配線で、SPRESENSEのSPI2_MOSI(Arduino IDEのD4)に接続されています。M1~M4のIO3は共通の配線で、SPRESENSEのHIF_IRQ_OUT(Arduino IDEのD2)に接続されています。M1~M4の IO2/3は、基板裏のショートジャンパをカットすることで、モジュールごとにバスから分離可能です。Wi-Fi モジュール ESP-WROOM-02についてSPRESENSEとWi-Fiモジュールは、全二重接続のシリアルバスでクロス接続されています。シリアルバスは、SPRESENSEのUART2_TX/UART2_TX(Arduino IDEのD0「RX」、D1「TX」)と接続されています。
●【資料】回路図(PDF)基板外形図
●サンプルソースConta 規格
特徴
SSCI039291