藤次郎/Tojiro 牛刀 180mm F-1031
神秘のベールに包まれたダマスカス鋼
欧州で王家の刀剣として珍重された伝説の材料、ダマスカス鋼。現シリアの首都、ダマスカス地方に伝承されていたハガネの製法は残念ながら現在には伝えられていません。このダマスカス鋼の組成の研究の中でステンレス素材が生まれたという逸話があるほど世界的に有名です。材料製造の技術が向上した現在、ダマスカス鋼は多層の材料を鍛造したものの総称として認知されています。この多層鍛造構造により心材の炭素の緻密性が向上し、刃物としては最高峰ともいえる硬度と安定した切れ味を提供できるのです。
Tojiro-Proニッケルダマスカス鋼シリーズでは、ニッケルの配合の違う2種類のステンレス鋼を幾重にも鍛造して現れる優美な波紋が特徴で、この鍛造工程により心材の超硬質合金鋼の緻密さと均一性を向上させ、一層の切れ味の良さに貢献します。
全てのシリーズに18-8ステンレス鋼ハンドルを採用
握りやすさを最優先に設計されたハンドルにはTojiroシリーズのアイデンティティでもある「トルネード」模様を施しました。トルネード模様は見た目の美しさだけでなく、滑りにくさを追求した機能がデザインされたもので、水や油の付いた手で握った時に一層の威力を発揮。中空のハンドルは刀身との重量バランスを考えサイズごとに板状の重りを内蔵しており、重すぎず軽すぎず絶妙なコントロールを可能にします。
そして、ハンドルデザインは奇をてらわず、従来の木柄のハンドルの良さを活かしたもので、木柄ハンドルからの切り替えでも手に優しくなじみます。もちろんステンレス製ハンドルですから、長くご使用頂いても柄の腐蝕や破損とは無縁です。また、木柄のように接合部や隙間が存在しないので、バクテリアなどの侵入、繁殖を防止し、熱湯消毒も可能です。
藤次郎/Tojiro 牛刀 180mm F-1031の特徴
Tojiro-Proニッケルダマスカス鋼鍛造シリーズ肉や野菜向けの小家族向けのサイズです
藤次郎/Tojiro 牛刀 180mm F-1031の仕様
サイズ | 180mm |
原産国 | 日本 |