藤次郎/Tojiro 出刃包丁 210mm F-638
和包丁の進化ここに極まる。
業界としても初となるオールステンレスナイフ和包丁の登場です。切れ味の追求とステンレス鋼の耐久性をハンドルに活かした「藤次郎」独自の次世代の和包丁シリーズです。出刃シリーズはDPコバルト合金鋼は、低温ガス還元法によって不純物を取り除いた高純度の鉄鉱石を13クロームステンレス鋼の複合材を使用し、切れ味と耐久性に優れた刀身としています。柳刃・ 蛸引シリーズは同様に低温ガス還元法によって不純物を取り除いた高純度の鉄鉱石にモリブデン、バナジウムを配合した単層材を使用し、切れ味と粘り強さを両立した刀身に仕上げています。切れ味とお手入れのしやすさ、そして妥協のない刃付けによって、業務の世界で定評の切れ味を誇る刀身と新世代のオールステンレスハンドルを組み合わせた、欧州をはじめとする海外でも非常に人気が高い、まさに次世代の和包丁シリーズのグローバルスタンダードです。2000年にはその卓越したデザインと機能性が評価され、グッドデザイン賞も受賞しました。
待望の角型薄刃が仲間入り、本刃付けの「匠」モデル追加
以前より要望を頂いておりましたオールステンレスの角型薄刃包丁が追加になりました。他社製品を含めて重量バランスを徹底的に調査し、刀身、ハンドルともに絶妙のコントロールを目指して新設計されました。
特筆すべきは角型薄刃専用として新規で作成した専用ハンドル。桂剥きや刻みに最適な、シンプルでも存在感のある裏表非対称の意匠を採用。和包丁のハンドル形状をしっかりと受け継ぎ、桂剥きにも絶妙なアシストを約束するハンドルサイドの凹みと、裏面のTojiro-Proのアイデンティティでもあるトルネードパターンの組合せは圧巻の使い心地。まさに日本の伝統の和包丁からの正常進化を体現した傑作が誕生しました。
また、柳刃と出刃には衛生面と切れ味の両立を目指した「本刃付け仕上げ」を施したタイプを新たに追加。角型薄刃シリーズも含めて、本職の方にも納得して使用して頂ける「匠」シリーズとして登場です。衛生管理の観点から今までの和包丁は使えない。でも今までのオールステンレスタイプの切れ味では納得がいかない。という本職のプロの方に是非使って頂きたいシリーズです。通常モデルの切れ味に満足がいかなかった方にもお勧めのシリーズです。
こだわりの非対称・ 個別サイズ専用18-8ステンレス鋼ハンドルを採用
「藤次郎」は業界初のオールステンレス和包丁シリーズに安易に洋包丁と同じハンドルを採用しませんでした。和包丁の伝統を受け継いだハンドルは、和包丁の特徴でもある「しのぎ」の付いた栗型断面形状の左右非対称ハンドルを採用。和包丁の世界では一般的な各サイズ専用となるハンドルを新規作成するこだわりを見せます。
握りやすさを最優先に設計されたハンドルにはTojiroシリーズのアイデンティティでもある「トルネード」模様を施しました。トルネード模様は見た目の美しさだけでなく、滑りにくさを追求した機能がデザインされたもので、水や油の付いた手で握った時に一層の威力を発揮。中空のハンドルは刀身との重量バランスを考えサイズごとに板状の重りを内蔵しており、重すぎず軽すぎず絶妙なコントロールを可能にします。
もちろんステンレス製ハンドルですから、長くご使用頂いても柄の腐蝕や破損とは無縁です。また、木柄のように接合部や隙間が存在しないので、バクテリアなどの侵入、繁殖を防止し、熱湯消毒も可能です。
丹念に仕上げられた芸術的な刃付け
切れ味にこだわり、本当のプロにも納得いただける刃付けを施しております。業務用包丁では刃付けの工程だけでも5工程以上あり、非常に手がかかっています。業務用では耐久性が重視されますが、その中でも「藤次郎」は切れ味を追求し、刃付けや刀身の構造の研究にこだわってきました。まさにそのこだわりの集大成ともいえる切れ味は様々な業種のプロの皆様からご愛用いただいております。
藤次郎/Tojiro 出刃包丁 210mm F-638の特徴
Tojiro-Proオールステンレス和包丁シリーズ大きめの魚の頭を落とすなどの作業に適しています
藤次郎/Tojiro 出刃包丁 210mm F-638の仕様
サイズ | 210mm |
原産国 | 日本 |